【CHILL OUT SESSION vol.4】kooouya(Dancer)×LEO(箏アーティスト)

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CHILL OUT SESSION vol.4 kooouya(Dancer)×LEO(箏アーティスト)
異なるカルチャーシーンで活躍する2名がチルタイムを共有し、お互いのカルチャーや人としての共通点を探す対談企画。リラックスした空間でコミュニケーションを深め、カルチャーの融合、新たなクリエイティブの創出を目指す。

第4弾の今回は、ダンサーのkooouyaと箏アーティストのLEO(今野玲央)の2人を迎え、お互いの共通点、また異なる点を探ってもらった。伝統文化である箏と比較的新しいカルチャーであるダンス。一見全く異なるカルチャーに属する2人の間には「変化と融合」という共通のキーワードがあった。


kooouya
ダンサー。1997年生まれ。日本を代表するダンスクルーGANMIに所属。2016年にはアメリカ・ロサンゼルスで開催された『VIBE DANCE COMPETITION XXI』にて日本チーム初の優勝を成し遂げた。若くして多くのダンスレッスンを持ち、様々なダンスイベントにゲスト出演している。また自身のアートの才能を活かし、アートコレクティブPOOLを主宰。ダンスだけに留まらず様々なカルチャーを超えて精力的に活動している。

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POOL official webshop https://poool.thebase.in/

kooouyaが同じくGANMIのメンバーであるYU-KIとともに手掛けるイベント『F.A.D』についてのインタビュー記事はこちら

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LEO(今野玲央)
 箏曲家。1998年生まれ。横浜インターナショナルスクールで9歳の時に箏と出会い、音楽教師であり筝曲家のカーティス・パターソン氏の指導を受け、のちに沢井一恵氏に師事。14歳で「全国小中学生箏曲コンクール」グランプリ受賞。16歳で「くまもと全国邦楽コンクール」史上最年少 最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。
 一躍脚光を浴び、2017年、19歳でファーストアルバム『玲央1st』でメジャーデビュー。2018年に2ndアルバム『玲央 Encounters : 邂逅(かいこう)』、2019年、カバーアルバム『玲央 RE BORN』リリース。これまでにEテレ「にっぽんの芸能」、MBSドキュメンタリー番組「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、など多くのメディアに出演。秋山和慶指揮 東京フィルハーモニー交響楽団、沖澤のどか指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団でソリストを務める。2019年 「第29回出光音楽賞」、「第68回神奈川文化賞未来賞」受賞。現在、沢井箏曲院講師。東京藝術大学在学中。

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 ――まず始めにお互いの自己紹介からお願いします。

kooouya はじめまして、kooouyaです。俺はダンサーをしてるんですけど、そこからアートに手出してみたりとか、トラックメイクしてみたりだとか、ダンサーを軸に広げられる活動をしてて。なので今はダンサーという肩書なんですけど後々色々話していくうちに「あ、こんなのもやってるんだ」って思ってもらえたら嬉しいです。まぁでもとりあえずダンサーのkooouyaです。宜しくお願いします。

LEO お願いします。僕はLEOという名前で活動してて、箏の奏者です。箏アーティストという肩書でやっているんですけど。

koouya かっこいいですね。

LEO いわゆるお正月によく聴くような古典的な箏の音楽はもちろん、そこからクラシックの分野で色んな洋楽器とコラボしたり、自作で色んな曲を書いたり、ちょっと楽器を改造してエレキ箏を作ったりとか、箏という音楽で現代においてどんなことが可能かっていうのを追求しているというか、そんな活動をしています。

kooouya すっげぇ。超すごいっすね。

LEO 宜しくお願いします。

kooouya お願いします。

 ――まずはkooouyaさんのパフォーマンスを見て頂きます。

kooouya 自分GANMIっていうチームに入ってるんですけど、そのチームを組んで一発目にLAの大会に出たんですよ。今回はそれをちょっと見て頂きたいです。

LEO 最初からすごい引き込まれる。うわ、すごい。

kooouya あともう一つ見せるのが、さっき自分トラックも作ってるって言ったじゃないですか。それで自分が作ったトラックで友達にラップしてもらって。で、自分たちアートをやってるのもあって、絵だったり、服だったり、VJだったりの展示会もしてて、そのクロージングパーティで(その曲で)踊った時の映像です。動画の編集も一応自分でやってます。

LEO さっきとはスタイル違う感じでおもしろいですね。うわー、これ全部やってるのすごいな、多才だな。

 ――次にLEOさんのパフォーマンス映像を見て頂きます。

LEO 二年前くらいに、一時間ちょっと、独奏の、箏だけでっていうミニライブをしたときの映像です。

kooouya すっげぇ。おもしろい。意外とめっちゃ激しいんですね。

LEO そうですね。これは激しめです。

 ――お互いの印象はいかがですか?

kooouya 会う前に動画見せて頂いたときは、すごい物静かで「はい。はい。そうです。」みたいな感じなのかなって思ってたんですけど、会ってみたらすごい人間味があるというか。超いい人っすね(笑) あ、同じ人間なんだと思って安心してます(笑) あと単純にすごいです、もう技術が。

LEO ほんとですか(笑) ありがとうございます。
 自分のkooouyaさんの印象は、最初部屋に入ってきた時、なんか中目黒とか代官山にいるおしゃれな人って感じ(笑) 美容師なのかアパレル店員なのかみたいな第一印象だったんですけど、ちょっと話してみたらすごいアーティストだなって感じました。あと人柄もすごい優しそう。なんかすごく人のことを想うことができそうな人だなって印象ですね、今のところ。

kooouya ありがとうございます(笑)

 ――お二人のそれぞれ活動を始めたきっかけを教えてください。

LEO 僕が箏を始めたのは小学校4年生の時だったんですけど、

kooouya 結構早いんですね。

LEO うーん、まぁでも箏ってピアノとかヴァイオリンみたいに誰もが習い事でまずやろうって思う楽器ではなくて、やってる人はお父さんお母さんの影響とか、そういう家に生まれたからみたいな感じで、ほんとに小さい時からやってる人の方がこの業界には多いです。なので自分は比較的遅いぐらいですね。

kooouya なるほど。それで言うとめっちゃ遅かったんですね。

LEO で自分は当時インターナショナルスクールに通ってて、そこの音楽の授業で初めて箏に出会って。それがきっかけですね。

kooouya へぇー!じゃあそれが無かったら始めてなかったかもしれない。

LEO そうですね。というか音楽すらやってなかったかもしれないです。で、その時初めて何かを通して自分を表現するっていうのを知って。それが箏にのめり込んだきっかけでしたね。あとは自分ハーフなんですけど、幼い頃に両親が離婚して日本人の母親に育てられたので家では日本語しか話してなかったんです。なのでインターナショナルスクールに通っていたといえど当時はまだ英語が不得意で、友達との会話で自分の言いたいことを100%伝えることができなかった。それもあって、音楽で自分を表現できるっていうのが本当に自分の心の拠り所だったんですよね。そこから自分にとってはなくてはならないものになりました

kooouya ちゃんと自分を出せるみたいな。そしたら割とのめり込むのは早かったんですね。なんか「全然弾けねーよ」みたいな感じで苦しくなったりしなかったんですか?

LEO あー、でも練習するのが苦じゃなかったんですよね。というよりも、当時は音楽やってる時以外の時間が辛かったから、音楽やってる時間が幸せでずっとやってた感じです。koouyaさんはどんなきっかけで?

kooouya 俺は色々あるんですけど、お父さんがローライダーって言って、低い車高の車乗ってウェッサイの音楽で跳ねてるみたいな人で(笑) で小さい頃からSnoop DoggとかDr. Dreとかその辺の音楽に触れてたんですよ。PVとかも見せられてて、ダンスの存在は身近にありました。当時はまだダンスはしてなかったんですけど、その何年後かにテレビでナイナイの岡村隆史さんとガレッジセールのゴリさんがブレイクダンスでバトルしてるのを見て、「うわ。これはやばい」ってなって、俺もやるわって頭で回るのから最初入りました。

LEO いやそこから入る!?(笑) 

kooouya で、二か月くらいしたら回れるようになったので、親に「回れるようになったからダンススクール通いたい」って言って始めました。それがダンスを始めたきっかけですね。

LEO それが何歳くらいですか?

kooouya 同じくらいです。小4とか。最初の3,4年は全然ハマんなかったんですけど、そこから「あれ、俺これ出来ないの悔しいかも」ってなって、悔しいがきっかけで練習して、できた→楽しいってなって、その楽しいに執着して、今があるって感じです。

LEO なるほど。同じかもしれない。自分も学校に同じように箏やってる先輩がいて、自分より上手い人がいるのが悔しいって思ったから練習により熱が入るって感じでした。

kooouya あ、一緒一緒。悔しいってほんと自分の糧になるよね。

LEO そう。だから負けず嫌いな人多いですよね、アーティストには。

kooouya 多い多い(笑)

 ――自身が属しているカルチャーの魅力について教えてください。

kooouya 自分がダンス何が楽しいのかなって考えた時に、ダンスって先輩方が築いてきた歴史はあるんですけどまだすごい浅くて、動きに正解がないんですよ。知識も技術も、まぁある程度したらいるんですけど、何も無かったとしても音楽さえあって皆でノってたらそれがダンスになるっていう。俺それ超いいなと思ってて。上手い下手関係なく、かっこよかったらいいし、楽しかったらいいし。

LEO コミュニケーションのツールにも?

kooouya そうそう。ダンスを通じて人と繋がれることも多くて。あとはネガティブな時もダンスすれば元気になれたり。すごいラフな感じで、型が無い感じが、ダンスの好きなところですかね。なんか型とかって結構ありますか?

LEO まぁそうですね、型はめちゃめちゃあるんですけど。

kooouya あ、やっぱそうなんだ。伝統文化ですもんね。

LEO 僕がまずやってるのってジャンルとしては邦楽といって和楽器の音楽全般を指すんですけど、そこが自分の一番の根っこにはなってます。で、話聞いて似てるなと思ったのが、僕も箏を始めたきっかけが“ラフ”だったんですよね。インターナショナルスクールの学校でアメリカ人の先生だったのでギターみたいな感じであぐらかいて弾いてたんですよ(笑)

kooouya えーー、箏を(笑)

LEO そう(笑) しかも箏ってヴァイオリンとか管楽器に比べて最初から簡単に音が出ちゃう。だから入り口が広いというか、入りやすくて。そういった部分では似てるのかなって思いましたね。
 で、逆に一番違うのは、やっぱり型がものすごくあること。伝統の音楽だからもう300年くらい受け継がれてきた弾き方っていうのがあって、その型の組み合わせで音楽が作られていく。なのでその自然な手の動きとか自然な音の流れみたいなのをすごい勉強します。けれども、一方で今僕は全くその伝統じゃない部分にも色々手を出してて。

kooouya あ、さっき言ってたエレキ箏とか?

LEO そうそう。エレキもそうだし、自分で曲作ったりとか、その型を崩すみたいなことにも自分は力を入れてます。今の時代、箏の認知度はだんだん下がってきてるし、

kooouya うん、そうかも。知っててもちゃんと聴かない。

LEO ですよね。そういう意味では、僕もみんなに伝わるような形で箏の魅力を伝えていきたいなと思ってるし、そういう魅力が詰まった楽器だなって思ってます。

kooouya 超いい。それに、さっきパフォーマンス映像見せてもらった時思ったんですけど、あれがたとえ音楽聴こえなかったとしても「あ、いいな」って思っちゃうかもしれない。動きだったりとか、仕草だったりとか。俺ダンサーだから動きを見ちゃうんですけど、「箏いいなぁ」ってめっちゃ思いました。

LEO なるほど、おもしろい視点だなぁ。

kooouya なんか自分流の弾き方とかってあるの?

LEO うん、自分で作曲した曲とかは自分流かな。

kooouya 作曲っていうのは、一つの流れをくっつけてくっつけてみたいな?

LEO そうだね。こういう音の形やったらおもしろいんじゃないかから始まったりとか、ピアノで弾いたメロディを箏でやったらおもしろいんじゃないかとか色んなアプローチをして、新しい要素を発見していくみたいな感じ。ロックから影響受けてちょっとギターライクな弾き方の曲を作ってみたりとかもするし、だから今僕がやってる音楽っていうのは色んなカルチャーというか、音楽だけに限らず色んなものを取り入れてやってみたいなと思って作ってるものですね。

kooouya うわ、それはめっちゃ一緒です!

 ――自身のカルチャーにおいて「表現すること」とは?

LEO 僕の場合は箏で奏でる音楽。で、表現となるとコンサートでお客さんの前で弾くというのがメインの表現の場かなと思っていて。

kooouya あぁ、そうなんだ。

LEO で、すごい僕にとってはそれが特別なことなんです。その音楽を通して言葉じゃない何かで人と繋がったり、人だけじゃない何かと繋がったりもできるような感覚があって。たまに、毎回なれるわけじゃないけれども、ライブの途中に、なんかたぶんスポーツでいう「ゾーン」みたいな感じで、ほんとにめちゃめちゃ熱演してる自分をすごく冷静に俯瞰できるような時だったり、終わった後に何も覚えていないような時だったり、ある意味スピリチュアルって言えちゃうくらいな体験ができることがあって。表現というのは、そういうインプットしてアウトプットしてっていうものの繰り返しなんだけども、それで自分の心を循環して、そしてそれを色んな人に共有して。なんだろ、なんか僕にとっては“幸せ”みたいな感じかな。

kooouya はいはいはい、超いい超いい! そしたら結構自分が箏を弾いてる時にお客さんと一体になってるみたいに感じることってある?

LEO そうだな、バンドみたいにみんなが手拍子したり踊ったりみたいなことが少ないジャンルだけれども、みんなが息を呑んだり、緊張感というか空気感というか、その感情の動きっていうのを僕からだけじゃなくてお客さんからも感じることができる瞬間っていうのはあって。言葉にできないし、科学的にも説明できないことだと思うんだけど、表現っていうのはすごいなんか「心の循環」というかそんな感じかなって思ってます。

kooouya「循環」っていいね。お客さんも入り込めるというか、なんか見ててLEOくん対お客さんっていう構図じゃなくて、目で見て耳で聴いて、その一つの空間を感じられる気がする。今度コンサート行きたいです。ちょっと自分で体感しないとなんとも言えないから。

LEO あ、もうぜひぜひ!じゃあkooouyaさんにとって表現とは?

kooouya 俺は、まず音ありきなんですよ、ダンスって。聴こえるものを俺の身体でみんなの目に見せるっていうが俺の表現で。だから例えば激しい曲だったら、めっちゃ俺も激しくなってバーってなるし、曲にすごい引っ張られます俺の表現は。だから、俺が気をつけてるのは「音になる」っていう。

LEO はー、かっこいい。

kooouya いやいや、そんなかっこよくないんですけど(笑) もう完全にステージでパフォーマンスしてる時は俺、音で。音が耳から聴こえるんじゃなくて目から聴こえるみたいな。そういうダンスでありたいって思ってます。

LEO めちゃめちゃいい考え方ですねそれ。なんか俺もその考え方取り入れたいなって思います。パフォーマンス中に音になるっていう、自分自身が。

 ――自身のシーンをこれからこうしていきたいなどはありますか?

kooouya ダンスシーンの中でも結構色々細分化されてるんですけど、自分のいるコレオグラフィーっていうシーンの界隈は結構その、ダンスだけ、みたいな人が多くて。音楽聴くのに音楽やってる人と一緒につるまなかったり、服もかっこいいの着てるのにそのアパレルの方と繋がらなかったり。なんか「壁」があるなってちょっと思うんですよね。ダンスやるなら曲も好きだし服も好きだしアートも好きだし、全部共通して好きなんですよ。だからいろんなシーンの人と仲良くして、で一緒に何か作れたら、もっとダンスって広がるはず。まぁ最近ちょっとずつそうなって来てるんですけどね。なので俺はその壁を取っ払いたいなと思って、自分で今はなんでも、とりあえず手出そう、とりあえず手出そうって色々やってます。

LEO すごい共感できますね、そこは。「壁」っていうは結構あるから。

kooouya ですよね。伝統だし結構色々ありそう。

LEO なんかよく師匠から言われるのは、「守・破・離」っていう考え方で。「守る・破壊する・離れる」ってことなんですけど。

kooouya あぁーー、なるほど!

LEO まぁその言葉通りで、段階踏んでいかないと新しいものは作れない。伝統は、その当時の最新鋭のものが今伝統になってるわけで、そのちゃんと辿って来た線の延長線の上に新しいことがなくてはいけない、という。

kooouya たしかにたしかに。

LEO で、その考え方はほんとに間違いないなと思って、心に留めて古典の勉強も引き続きずっとやっています。でも一方で僕もkooouyaくんと同じような考えを持っていて、本当により多くのジャンルを取り入れようとしてます。まぁ音楽だとしたら、例えばクラシックの音楽をやることによって、日本の伝統音楽を聴かないクラシックファンの人たちに箏の音楽を聴いてもらうきっかけを作ったりだとか、ちょっとバンド的な編成でとか、ジャズトリオ的なことでとか、色んな場所でできるような音楽を自分の中でレパートリーとして増やしていってます。というのも、伝統音楽は昔に比べてどうしてもやっている人口がすごい今減っていて。で、やっぱりやってる人が少なくなっていくと伝統自体が守れなくなってきちゃうから、自分の活動で、同じようですけど、広げていって壁をどんどん取っ払って拡げていって、将来的にはピアノ・ヴァイオリンを子供に習わせるぐらいのテンションで和楽器を習わせるような、そんな親近感を持たせたいなと。そんなビジョンですかね。

kooouya たしかに。なんかどうしてもちょっと難しい文化なのかなって思っちゃいがち。

LEO うんうん、そうですよね。

kooouya でも今日初めて箏やってる人と触れ合う機会ができて、初めはそう思ってたけど、こうやってLEOくんの話聞いたら、意外とそうでもないんだって思えた。

LEO あ、でもなんか同じかも。ダンサーの人って勝手にちょっと、なんだろうな、たぶん怖いって言ったらあれかもしれないけど、

kooouya そう、見た目怖い、見た目怖いんですよ(笑)

LEO なんかまぁ、しかもそういう見た目の人が集まるから入って行きづらいというか(笑)

kooouya うんうん、圧があるしね(笑)

LEO でもなんか今日話してて、すごい話しやすいしみんないい人だし。で、なんか壁っていうのを取っ払って、ジャンルレスに色んなことをやろうっていうその意欲みたいなのもすごい尊敬できるなって思います。その自由さをすごい見習いたいですね。すごい良い。

kooouya 超自由ですね(笑) なんかそれが全部、俺らがこうやって動いてきて、先輩たちが築いてきた道があって、でこっちもあってこっちもあって、ていうのを全部「1」にできたら俺最高だなと思って。色んなカルチャーを全部まとめて「1」にできたら

LEO そうですね、ほんとにそうかもしれない。

 ――新しいことを始めたり変化することに対する周りからの声について。

kooouya 俺はダンスやってる中で、俺のスタイルがあって。でも俺って色んなところからインスピレーション受けて、それをガシガシって自分の鎧にして、それが自分のスタイルになっていく人なんですよ。だから常に変わるのが俺で。でもたまに「変革期」みたいなのが目に見えてある時があるんですよ、作品において。振り作ったら、「あ、kooouya変わったな」みたいな時があって。その時とかは「kooouyaくん変わったからもうレッスン行けないな」とか「一緒に踊れないな」とかって言われたことありましたね。でも、変化は恐れないで俺は生きていきたいなって思ってるんで、言われても「うん、だってこれ俺だもん」って思ってるっす。

LEO うん、そうですね、絶対その方が良い。なんか今その話聞いて思ったのが、アーティストとかでも楽曲のテイストがどんどん変わっていくと、それに対して批判されたりとか「昔の方がよかった」とかありますよね。でもなんかそれは、その昔のテイストが好きだったならその時の曲を聴いて、その時の映像を見ればいいし、同じようなことやってる人他にいるだろうし。でも僕の場合、好きなアーティスト、それは音楽に限らずですけど、僕は「その人」が好きなんですよね。その人の表現とその人が出してくるメッセージが好きなわけだから、それが変化していくのはむしろ楽しいことかなと思ってて。

kooouya うんうん、楽しいことだと思う。

LEO だから僕も同じような批判されることありましたし、なんか「もっとちゃんと伝統を守りなさい」みたいなニュアンスのこととかも言われたりしてきました。でも無視、できるようになりましたね、最近は(笑)

kooouya うん。そうだし、やりたいことが明確だったら、それ言われても「いや別に」ってなるもんね。

LEO まぁなんか結局そういう人たちも守りたいがゆえに、でそのアートが好きだからそういうこと言うんだろうけど、でも僕も好きだから変わっていって、どんどんこのアートを進化させたいんだって気持ちでたぶんそこで同じページにいる。そう思って僕はそういう批判を気にしなくなったかなって思います。

kooouya うんうん、たしかに。それにいつか絶対伝わるし。いや好きだからこうしてるし、変えたいけど変えたくないからこうしてるんだよっていうのも絶対伝わると思うから。だから、なんか、もっとこうやって話すの大事っすね。どっちも言葉で表現するものじゃないから得意じゃないけど(笑)

LEO そう、しかもこういうことを言葉で言うことないから、なんかこっぱずかしいですけどね(笑)

kooouya たしかに(笑) でも絶対伝わるこれは。

 ――チルな時間とは?

LEO 僕にとってチルな時間ってインプットしてる時間かなと思っていて。インプットって言ってもそんな大したことじゃなくて、僕普段J-POPもラップもクラブミュージックとかも聴くんですけど音楽聴いてる時だったり、友達とちょっと飲みに行って話したりだとかそういう時間。でもそこから心の余裕が生まれてきて、色んな感情が沸き起こってきたりとか、会話から何かを発見できたりとかがある。そういう意味では全部インプットだなって思います。何かやらなきゃじゃなくて、だらーっとしててなんとなく流れてくる色んな情報を感じてるのが好きなんですよね。

kooouya あの、同じです(笑) 俺もインスピレーションが生きてる全部なんですよ。だから今もインスピレーションだし、散歩とかしてて人見てるのもそうだし、音楽聴いてるのもそうだし、友達と飲むのもそう。というか全部チルから生まれてるかもしれない

LEO ほんとにそうですよね。なんか落ち着いてる時っていうのは、より感受性が豊かになってるような気がして。チルしてる時こそ、なんのフィルターもかからずインプットできるのかなって思います。だから忙しい時でもそういう時間を作るのって大事ですよね。

kooouya 絶対大事。忙しいと周り見えなくなっちゃうけど、チルな時間って超寛容だもんね、見方が。

 ――パフォーマンスセッション 箏×ダンス の可能性について。

kooouya 俺これめちゃくちゃ相性いいんじゃないかなと思ってて。弦楽器って弾ける音が多いじゃないですか、流れもそうだし。それがダンスのフローに超合いそうだなって考えてます。

LEO なるほど。そうですね、箏って弾き方によって同じ音でも色んなニュアンスが出て、そこをダンサーさんに拾ってもらえてるのを感じたりできると思うので、一緒にやってる感というか、すごい楽しいと思います。どんな感じで踊ってくれるのかなってめっちゃワクワクしてます。

kooouya まじで超楽しみ! じゃあやりますか!

LEO やりましょう!

 ――パフォーマンスセッションの映像は上のYouTubeにて

Supported by CHILL OUT
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構成 Nozomi Tanaka
撮影 Shun Kawahara, Charlie Ohno

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